ピットタッチ・プロ2で読み取れる「MIFAREカード Standard 1K」に該当するICカードであり、読み取りは可能です。
もし当社の端末にそのまま有線LANを差して繋がるようであれば問題ないので すが、情報システム部署の方に
「有線LANにネットワーク経由でSSLで送信する打刻機を設置しますが、事前にMACアドレスの登録・IP固定などは必要ありますか?また打刻機の時計の時間を取得するNTPサーバへの接続制限はありますか?」
と事前に伺っていただけますと確実かと存じます。
自動/固定IPの設定、NTPサーバの設定、プロキシーの設定などが可能です。
なお端末が対応するIPの表記形式は「xxx.xxx.xxx.xxx」(xxxは0から255までの数字)のみとなります。
プロキシーについては、以下の設定が端末で可能です。
・サーバ名
・ポート番号
・認証ユーザー名
・認証パスワード
認証方式はBASIC認証またはDIGEST認証のみ対応します。
プロキシ自動設定(PAC)ファイルはサポートしていない為、設定する事は出来ません。
また、NTLM認証/AD認証についても対応しておりません。
WIFIでの接続は可能ですが、打刻機は一旦設置しますと、停電の際以外は基本置きっぱなしになりますので、長期における安定性やメンテナンスの手間を考えますと有線LAN接続を推奨しております。工場や支店など、ご担当の方でもあまり行かない場所への設置も有線LAN接続を推奨しています。
WIFIご希望の場合、端末メーカ推奨のWIFIモジュール(2.4または2.4/5G対応 ¥3,000(税別)前)をお付けして納品いたします。
お客様のアクセスポイントで使えるかどうか?
につきましては、チェックいただきたいポイントは以下の通りです。
・無線周波数帯:2.4GHz / 5GHz(両対応か、どちらか一方なのか)
・無線規格:IEEE802.11 a/b/g/n/ac どれが使えるか
・認証方式:WEP/WPAパーソナル/WPA2パーソナル のいずれかが使えること
"パーソナル"の部分は、"PSK"と表記される場合もありますが同意です
あとはお客様のほうで、認証方式をWEP / WPAパーソナル / WPA2パーソナル のいずれかをお使いいただければ使えます、となります。
なお認証方式は他にもWPA2エンタープライズや、EAPなどがありますが、端末で対応しているのは、WEP / WPAパーソナル / WPA2パーソナル のいずれかとなりますのでご注意ください。
#例えば御社のWiFiにアクセスする場合
#ブラウザを開いて、ブラウザに表示されるフォームにID/PASSを入れるようなタイプも使えません。
当社のキッティングではWIFI接続のご支援は含まれておりますので、ご安心ください。
こちらは端末では対応していません。
現在サポートしている無線LANアダプタ自体も WPA2 Enterprise に対応しておりません。
はい、メーカー指定品番で対応しています。5G専用のモジュールのご用意もございます。
IPv4には対応していますが、IPv6に対応する予定はございません。
端末での固定IPは可能です。以下の情報を端末に打ち込んでいただきます。
IPアドレス:xxx.xxx.xxx.xxx
サブネットマスク:xxx.xxx.xxx.xxx
ゲートウェイアドレス:xxx.xxx.xxx.xxx
プライマリDNSサーバ:xxx.xxx.xxx.xxx
セカンダリDNSサーバ:xxx.xxx.xxx.xxx
(セカンダリDNSの指定は任意です)
注意点は、いくつか事例踏まえて挙げさせていただくと、以下のような注意点があります。
・端末移設したときに接続できなくなる(移設先のIPアドレス体系が違う、など)
・ネットワーク側(ルーター、DNSアドレス等)の設定が変わると接続できなくなる
・他の機器が専用端末と同じ固定IPアドレスを設定してしまい、アドレス競合で通信できなくなる
いずれも端末の固定IPアドレスを環境に合った内容に変更すれば解決しますが、ご留意いただければと存じます。
端末の寿命については、メーカーより「製品の設計上は、5年程度は使用できることを前提に生産しております。」との回答をいただいております。
メーカーによるピットタッチ(Pro2(当社提供機器))の出荷は2016年2月より始まっておりますが、同時期からご利用いただいているお客様で経年変化によるトラブル等はほぼないとの報告を頂いており、現時点で故障の原因は雷、水等お客様の事情によるものがほとんどとのことです。
またピットタッチ(Pro1)はメーカーより2011年より出荷されていますが、こちらも現時点で故障はほぼなく同様の状況とのことです。
但しモニタの寿命は5年程度とモニタメーカー仕様にありますのでそろそろ画面光度が下がり始めている可能性はございます。
Proシリーズはハードディスクのような駆動部品がございませんのでモニタ以外の故障は非常に少ないのが特徴です。なお機器の保証期間は1年となります。
2018年7月追記
2016年12月より、テスト機もあわせて120台以上を出荷しておりますが、2018年07月までで1台故障いたしました。その際はハードウェア故障と診断され、内蔵メモリカードのプログラムデータが破損した可能性が考えられるということで部品交換を行っていただきました。また1年保証の適用で、無償修理となりました。
2019年2月追記
2016年12月より、テスト機もあわせて180台以上を出荷しておりますが、2019年01月までで2台故障いたしました。こちらもハードウェア故障と診断され、内蔵メモリカードのプログラムデータが破損した可能性が考えられるということで部品交換を行っていただきました。また1年保証の適用で、無償修理となりました。
2019年12月追記
2016年12月より、テスト機もあわせて274台以上を出荷しておりますが、2019年12月までで4台故障いたしました。こちらもハードウェア故障と診断され、内蔵メモリカードのプログラムデータが破損した可能性が考えられるということで部品交換を行っていただきました。また1年保証の適用で、無償修理となりました。
免許証やマイナンバーカードに使用されているType B(ISO14443B)の規格のカードは、専用端末の非接触ICの読み取り部が対応していないため、申し訳ございませんが対応予定がございません。
なお本サービスは現在ICカードのみの対応となり、Apple Payやおサイフケータイでは利用できません。
組み込み型のLinux OSとなります。
組み込み型LinuxにおけるEndOfServiceの考え方について、アップデートがかかる事はありません。
またセキュリティ・インシデントへの対応について、更新のファームウェアについては最新のものがリリースされ次第端末を通じて提供させて頂いております。
以下のタイミングでNTP サーバに時刻を問い合わせます。
・NTP サーバ設定後、または端末起動後
・上記以降、24時間ごと
NTP サーバへの接続に失敗した場合は、60 分経過後に再度問い合わせを行います。
起動後最初の接続に失敗したときのみ「1 分、3 分、5 分、10 分、30 分、60 分、以降 60 分」の間隔で再度問い合わせを行います。
なお内部の処理、画面の描画に掛かる時間の影響で、117の時報よりは表示に1〜2秒遅れます。
参考まで、TeamSpiritの打刻ガジェットの時刻はサーバ時刻(TeamSpirit(Salesforce)で設定されているタイムゾーンを参照します、とのことです。
内蔵時計の時刻保持用の蓄電コンデンサ(バッテリー相当)が基板上に実装されています。
このコンデンサが満充電状態であれば、3~5日程度は時刻を保持することができます。
コンデンサの蓄電が揮発すると時刻リセットが発生します。
また、コンデンサへの充電は電源ON時のみ行われます。
電源アダプタをつないでいても電源OFFの場合は充電されず、放電します。(コンデンサで時計を動かすため)
端末の打刻データは不揮発メモリに蓄積していますので、送信されていない勤怠データは、通信が一時的にできなくても、電源を抜いても消えません。
通信ができる状態になりましたら随時送信されます。
出勤・退勤はそれぞれ1件と数えますが、勤怠データは2000件まで端末の不揮発メモリに記録できます。
2001件目は打刻時にエラーが表示されるため打刻ができません。
なお、これは海上など長期的にネットワークのない場所での利用を想定し
今までの事例では修理不可能な故障機はありませんでした。
筐体内部のパーツ(液晶、基板等)の交換が可能な内容でしたら、よほどのことが無い限り修理対応は可能かと思います。
他の勤怠管理パッケージのピットタッチはそれぞれ特殊なファームウェアや設定を行っており、残念ながらAPPS PASSへ入れ替えることができません。
(逆も同様です。APPS PASSから他社の勤怠サービスに入れ替えることは出来ません)
APPS PASSサービスは当社からの新規購入の端末のみ稼働し、APPS PASS以外でご利用いただいた端末ではAPPS PASSは動作しません。
端末の取扱説明書「本製品についての安全上のご注意」にあります設置場所の注意事項、及び「製品仕様/仕様条件」に記載のある通り、屋外でのご利用はおすすめできません。また屋外でご利用になり故障した場合は、保証規定にある通り保証対象外になりますのでご注意ください。
筐体に放熱口はありますが、ケース等で密封されると温度上昇や結露の原因となり故障の原因となりますのでご注意ください。また、防水ケースに入れてなどにつきましても申し訳ございませんがご用意はございません。
はい、可能です。
端末のほかに、事前にお取り付けさせていただくWIFIモジュールのMACアドレスもお知らせできます。
社員一覧はTeamSpiritの社員コードの昇順となります。(なお、社員コードはテキスト型項目のため、一般的な文字列の昇順となります)
IDmの規格等について
IDm(FeliCaのカードID)は製品に関わらず同じ仕様、桁数です。
また、Mifareカードも同様に仕様で桁数が決まっています。
桁数については下記のサイトを参照下さい。
https://cweb.canon.jp/idprinter/iccard/select/iccardcategory.html
Mifareカードは工場出荷時から固有のユニーク番号(UID)をICチップ内部に持っておりますが、このユニーク番号とは別に、ICチップ内部にデータを書き込む「エンコード」のことをおっしゃっているのでしたら、不要です。APPS PASS端末はUIDのみを読み取ります。