もしもSalesforceやTeamSpiritがダウンした場合、打刻機はどうなりますか?
こんにちは、代表の花戸です。
今月も様々な設置場所にお伺いさせていただいております。
(愛知県 豊橋)
さて、万が一SalesforceやTeamSpiritがダウンしまった場合、打刻機はどうなるんでしょうか?というご質問は、よくいただきます。
更に、どんな時にいただくかというと、実際にそのような事象が起こった直後、になります。
この5月にはSalesforceが半日ほど停止し、世界的なニュースになりましたが(これは私も長いSalesforceの仕事の中では初めての経験でしたが)もしこの打刻機の仕様を事前に知っていただいていたら、もう少し落ち着いていただけたのでは、と思いBLOGにしてみました。
いざというときに慌てず社内へのアナウンスをいただければと思っております。
まず結論から申し上げますと、SalesforceやTeamSpiritがダウンしていてデータを送れなくても、APPS PASS打刻機は端末1台につき2000件の未送信データを蓄積することができまして、SalesforceやTeamSpiritが回復しますと、溜まったデータを送信しますので、まずは打刻機の"電源"さえ確保できていれば、ダウン時でも打刻を普段通り受け付けることが可能です。
APPS PASSは1分に1回TeamSpiritに打刻データをまとめて送信する仕組みなので、ダウン中でも通常通りのスピードで打刻を記録することが可能です。
都度送信して処理を行う方式に比べて可用性や耐障害性が高いと言えます。
実際のイメージでご紹介します。
何らかの原因で打刻機から打刻データが送信できない場合、わかりやすく画面右上に黄色のエラーが点灯します。
これはSalesforceやTeamSpiritのダウンだけでなく、社内ネットワークやモバイルネットワークのダウンでも同じような動作をしますので、このようなインシデントにも対応ができます。
(参考まで、もう1種類赤い「ネットワークOFF」という表示があるのですが、その場合はインターネットの信号(電圧)が検知されない状態となります。)
そして、この状態でも打刻は普段通り行っていただけます。
打刻を行いますと打刻画面左上の未送信データが加算されます。
また未送信データは電源が落ちてもメモリーに蓄積されますので、もし一旦電源が切れることがあったり再起動が必要な場合でも、ここもご安心いただければと思います。
こちらを覚えていていただければ、例えば一番打刻の多い朝にダウンが起きても
「打刻機からエラーがでていますが、打刻機には打刻して大丈夫です。」
とアナウンスいただければと思います。
併せて、当社からもできる限り早く障害のご一報を管理者様宛に差し上げております。
今回のBLOGは以上です。
引き続き、安全に配慮しながら、迅速に業務・サポートを行ってまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。